ADHDの生徒への壮絶ないじめ被害に家族が苦悩 あらゆる暴力に暴言を浴びせられ…

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孫がいじめを受けて苦しんでいるのに、学校の先生はまるで当てにならない。すっかり学校嫌いになった孫の様子を見て、愛情深い祖母が胸を痛めている。
海外で暮らす女性(63)には、大きな悩みがある。娘の産んだ息子(13)が学校でいじめられ、登校を渋るようになったのだ。
いじめの主犯は孫を馬鹿にする、足を引っ掛けて転ばせる、体を強く押して壁やロッカーに叩きつける、階段から突き落とすといった陰湿な嫌がらせをやめようとしない。
孫にはADHD(注意欠如・多動症)があり、長いあいだ何かに集中することが難しい。それに加えていじめ被害を受けるようになり、ずいぶん悩んでいる様子だという。
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友達がいないため、孫は休み時間も昼食の時間もひとりぼっちで過ごしている。このままでは良くないと考えた女性は、孫の話に耳を傾け相談に乗ってきたが、問題は解決しない。
学校にも話を聞きに行ったがまったく当てにならないため、孫の母親は思い切って転校させることも検討中だ。もう少し小規模な学校に通えば、今のようないじめは受けないと考えているからだという。
「つらい思いをしている孫がかわいそう」と思い悩む女性が、イギリスのメディア『The Sun』の相談コーナーに投稿した。すると回答者は、「すべての学校がいじめ防止に関する方針を定めているはず」と指摘。
そのため学校が動くのが筋ではあるが、もし対策が不十分であるなら、学校の上層部に話をしてみるのも良いと提案した。
また、たとえ転校させても「同じ問題に直面する可能性がある」と説明し、学校以外の場所でさまざまなアクティビティに参加させ、自信がある分野で力をつけさせてやるのも良い案だと締めくくった。
日本にも、「子供のいじめ問題について先生に相談したのにまったく解決に至らない」と憤る保護者が多数いる。そういう場合は校長に会って被害状況を直接説明する、それでもだめなら教育委員会に連絡するといった方法がある。
いじめの内容が極めて悪質であれば警察や弁護士に相談する手もあるが、その場合にはいじめの経緯について詳しく説明するほか、証拠となるもの(スクリーンショットや診断書など)を揃えておくといい。