子どもの「スマホデビュ―」はいつ? 約8割の家庭が持たせるタイミングとは?

ママソレは10月19日、「子どものスマホ」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2023年9月20日から25日の間、小学生から高校生の子を持つ保護者200人を対象にインターネットで実施したもの。

はじめに、子どもに何歳からスマホを持たせたか聞いたところ、「小学校低学年から」(25.1%)が最も多かった。4人に1人の子どもが小学校低学年でスマホを持っていることが明らかとなった。また、中学生以上で持たせた家庭は21.1%という結果から、約8割の家庭が小学校卒業までにスマホを持たせていることが分かった。

次に、子どもの一日あたりのスマホの利用時間を尋ねると、1~2時間が約4割と最も多い結果に。

一か月あたりの子どものスマホの利用料金を調べると、3,000円未満が約6割、3,000円以上が約4割であった。

子どものスマホについてどんなルールを決めたかという質問には、「スマホの使用時間を制限している」(23.4%)、「アプリやコンテンツの制限をしている」(22.5%)という回答が集まった。

約9割の家庭で、スマホ利用に関するルールを定めていることがわかった。

また、子どもはどんなことにスマホを使っているか聞いたところ、「音楽や動画の視聴」(22.3%)が最も多い結果に。続いて同率で「SNS」「連絡手段」(各20.0%)と続いた。

最後に、スマホを持つことで子どもにどのような影響があったか尋ねると、「子どもと連絡を取りやすくなった」や「GPSで居場所が確認できるようになった」、「勉強に活用できるようになった」などのメリットが7割を超えた。

一方、「スマートフォンに依存するようになった」や「睡眠不足や視力低下がみられた」などのデメリットが約3割に上ることがわかった。