冬の新潟の味覚“ルレクチエ”!猛暑の影響で小ぶりも…「甘味がギュッと凝縮されている」

新潟の冬の代表的な果物「ルレクチエ」を紹介します。

【杉山萌奈アナウンサー】
「新潟市中央卸売市場の青果棟冬の果物・ミカンが多く並んでいます。先週まであった柿がほとんどなくなり、果物も秋から冬へと季節が変わっています」

新潟の冬を代表する果物で欠かせない「ルレクチエ」。

【杉山萌奈アナウンサー】
「今年は、夏の猛暑と雨が少なかった影響で、例年よりも二回りほど小ぶりな傾向にありますが、袋がかかっている状態でも、甘く芳じゅんな香りがします」

高温・小雨の影響で出荷できなくなったものが多く、出荷量は平年よりも2割減少。価格も去年より2割ほど上がりましたが、糖度は増していると言います。

【新潟中央青果 中山幸音さん】
「去年よりも確実に甘さが増している。小玉なので、甘味がギュッと凝縮されていて、大きい玉よりも甘さが増している。ひとり暮らしやご高齢の方などには食べ切りやすいサイズ」

【杉山萌奈アナウンサー】
「歯を入れると果汁があふれ出す。なめらかな舌触りでおいしいです」

購入後は家で寝かせ、皮の色がより黄色に、香りがバナナのように強くなったら食べごろのサインです。

【新潟中央青果 中山幸音さん】
「遠くにあっても部屋の中にあったら充満するくらい甘い匂いがしてくる」

また、水分が飛ばないよう冷蔵庫には入れず、袋をしたまま保管を。食べる2~3時間前に冷蔵庫で冷やしてください。

【新潟中央青果 中山幸音さん】
「おいしく食べていただけると、農家もとても喜ぶ。どうぞ、お手に取って食べて見てください」